MARCYの自分史BLOG第5回 自分史の表現形式 1969年MARCY10歳の家族写真

1969年家族写真 自分史BLOG

MARCY10歳 1969年(昭和44年)の世相とは?

こんばんわMARCYです。MARCYの自分史ブログも第5回目となりました。今回は、自分史の表現方法についてお話しします。例によってその前に写真の説明をしましょう。

今回の写真は1969年、MARCYが10歳(小学校5年生)のときの写真です。母が33歳くらいで、妹が8歳(小学校2年生)、弟が幼稚園にあがったころですね。写真の場所ですが、右に見えるのが当時の沖縄赤十字病院で、左が琉球新報社だと思います。

大きなシーサーは当時の那覇市役所玄関前にあったものだと思うのですが、どうでしょう?もしMARCYの記憶違いならだれか教えてくださいね。なぜ、みんな盛装しているのかはちょっとわかりません。写真を撮っているのは父のはずですから、家族揃ってでかける何かいいことでもあったのかな。

1969年、沖縄はまだ復帰前で米軍統治下にあった時代です。ではこの1969年の世相はどうだったのでしょうか?年代流行でのぞいてみましょう。

この年、サザエさんのテレビ放送が始まりました。日本銀行が500円札を発行したのもこの年。沖縄ではドルでしたけどね。パンタロンスタイルやシースルールックが流行り、カラーコピー機を三田工業が発表しました。

巨泉・前武のゲバゲバ90分から飛び出した「あっと驚くタメゴロー」やCMから流行った「オー、モーレツ」などの流行語がありました。海音寺潮五郎の「天と地と」ドラッガーの「断絶の時代」がベストセラーになり、佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」由紀さおりの「夜明けのスキャット」が大ヒット。MARCYはこの年10位にランクインしたビリーバンバンの
白いブランコが大好きで、若いころよくカラオケで歌いました。

 

でも何といっても1969年最大のニュースはアポロ11号の月面着陸ですよね。人類で初めて月面に足跡をしるしたアームストロング船長の言葉

これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。

はあまりにも有名です。アメリカにとって宇宙開発のライバルのソ連に一歩も二歩も先んじた輝かしい時代でした。余談ですが、翌1970年に開催された大阪万博でアメリカ館に展示された月の石は大変な人気を呼び、入館待ちの長蛇の列に体調を崩す人が続出しました。

月の石
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lunar_Ferroan_Anorthosite_60025.jpg スミソニアン博物館所蔵

この年人気のアニメと言えば、サザエさん、ムーミン、タイガーマスク、ひみつのアッコちゃんなど数々ありますが、MARCY的に印象に残っているのは、このアニメでしょうか。

さあ、そろそろ1969年から現代に戻って、今回のテーマ「自分史の表現形式」について、見ていきましょう。

自分史の表現形式

従来、自分史というと自主出版の本というイメージが主流でした。しかし、最近では様々な表現方法が出てきました。ここでは、写真、動画、コミックなどテキストにとらわれない自分史の表現形式について見ていきましょう。

文字をベースとしたもの

自分史というと、本の形にした私小説風のドキュメンタリーのイメージが強いですが、
ほかにもエッセイ、旅行記、詩歌、年表、日記、メモ書きなど、いろいろな表現形式が考えられます。

もちろん、写真やイラストなどを挿入してもよいでしょう。
文字ベースのメリットとしては、簡単に取り組めること、読者の想像力に訴えかけられることなどがあります。

一方、ビジュアル表現を使わない場合、多少わかりにくかったり、伝わりにくかったり、面白みが少なかったりすることもあるでしょう。

文字が主流の従来の自分史の表現方法ですが、必ずしも本にすることにこだわらなければ、かなり表現形式の幅は広がっています。

ビジュアルをベースとしたもの

写真や絵、イラストなどのビジュアルをベースとした自分史表現としては、写真を中心
として説明キャプションをつけたアルバム風のものや、写真をコラージュしたもの、絵やイラストを中心にした絵本などがあります。

ビジュアルをベースとした自分史のメリットとしては、当時のリアリティのある様子が伝えられること、書き手と読み手で同一のイメージを共有できること、見た目が華やかになりメリハリがつけられることがあげられます。

デメリットとしては、資料や写真を集める手間がかかること、自分の伝えたい内容の写真が見つからない場合があること、絵やイラストは作成の手間がかかること、読み手の想像力を奪ってしまうことなどがあげられます。

ビジュアルをベースにした自分史が向いているケースとしては、内容が難しいものや複雑なものをわかりやすく伝えたい場合、写真を撮ることが好きでそれらを見せたい場合、自分の見た情景を読み手にも見てほしい場合、誌面を華やかにしたい場合などがあります。

デジタルカメラやスマホが普及して写真を撮る事は、フィルムの時代に比べて格段に容易になりました。ふだんから将来自分史をつくることを意識した写真を撮る事も、自分史づくりを楽しむ手法ですね。

動画をベースとしたもの

動画を使って自分史を表現することもできます。具体的には、インタビューしてもらっ
ているところをそのままビデオ撮影するやり方、写真などを編集したものにナレーションを入れるやり方、俳優などを使って再現ドラマとしてつくるやり方などがあります。

動画を使うメリットとしては、当時の様子、雰囲気をわかりやすく伝えられること、視覚だけでなく聴覚にも訴えられ、強いメッセージを発信できることなどがあげられます。
デメリットとしては、ほかの表現に比べて制作に労力、手間、費用がかかること、いろいろな機材が必要になったり、映像のプロフェッショナルに頼む必要が出てきたりすることがあります。

動画をベースにした自分史が向いているケースとしては、どうしても動く映像として伝えたい場合、すでに使用できる映像素材がある場合、自分自身で映像を監督したり、映像に出演したりしてみたい場合、映像をつくれる協力者がいる場合、結婚式・金婚式・お別れ式など特別なときに使用したい場合などが考えられます。

スマホで4K映像が撮影できる時代になりました。しかし、やはり印象に残る動画撮影を行うには、プロのノウハウが役に立ちます。MARCYが自分史を動画でつくることのお手伝いをさせてもらいますよ。このMARCYサイトの映像制作メニューをぜひご覧ください。

映像制作メニュー

音声をベースとしたもの

音声のみで自分史を表現することもできます。インタビューしてもらった音声をそのま
ま自分史として残すものや、ラジオドラマのような形式が考えられます。

音声をベースにするメリットとしては、比較的手間や費用をかけずにつくれること、聴覚のみで想像力に訴えることができることなどがあげられます。

デメリットとしては、具体的なイメージを伝えにくいこと、見える形として残らないので充足感が乏しいことなどがあげられます。

手間や費用はかけず、何らかの形で自分史を残したいというケースに向いているといえるでしょう。

やはり動画に比べると印象は弱いと言えます。しかし動画制作より手軽に費用がおさえられるのは確かなので、興味のある方はMARCYにご相談ください。

コミックをベースにしたもの

ストーリーマンガとして自分史を表現することもできます。写真や動画が残ってなくて
も、自分が伝えたいイメージやストーリーを具体的に伝えられることが強みになります。
コミック文化が発達している日本らしい表現ともいえるでしょう。
デメリットとしては、マンガのシナリオをつくったり、プロのマンガ家に頼んだりするなどの手間や費用がかかることがあげられます。

MARCYは19年の映像制作経験の中で、CGでの映像制作もかなり経験しました。CGでの映像表現は、ときには実写の何倍も費用がかさむ場合があります。どうようにコミックでつくる場合には、かなりの経費を見込む必要があるでしょう。

自分史とイラスト

ストーリーマンガにせず、自分史の文章の中にイラストを使ったり、動画でイラストの
キャラクターを使ったりすることも考えられます。

イラストを使う効果としては、表現を柔らかく、優しく、明るく、楽しく、コミカルにして、小さい子供にも読んでもらいやすくなることがあります。また、写真や動画がなくても、自分の伝えたいイメージをある程度具体的に伝えることができます。

やはり絵心のある人以外は、イラストの制作をプロに頼む必要があります。またキャラクターを使う場合の著作権料もわすれてはいけません。この場合も費用は事前に精査する必要がありますね。

MARCYの自分史ブログ第5回。今回は「自分史の表現形式」についてお話してきました。いかがでしたでしょうか。さまざまな表現形式の中からあなたにあった表現形式と、折り合える費用を検討して、どんな自分史をつくっていくのか想像してみてください。

考えるだけで楽しくなっては来ませんか?
MARCYは、自分史ビデオをつくったり、自分史の映画を短編でつくる映像制作でお手伝いをしたいと思っています。

次回からは自分史のつくり方の話はしばらくお休みして、MARCYの60年の生涯で印象深かったエピソードを切り取った、MARCY自身の自分史をお話ししていきたいと思います。

2020年1月22日、22:30分 それではみなさん、おやすみなさい。

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